RESERCH & DEVELOPMENT 研究開発

GOトライボコートAg

最新技術

産学官共同開発

評価サンプル提出可能

開発途上

酸化グラフェン(GO)を皮膜中に複合化させたアンチモンフリーの比較的柔らかい銀めっき皮膜を硬質銀めっきのトップコートとして使用することにより(GOトライボコート)、銀本来固体潤滑性を生かしつつ、皮膜中に共析した酸化グラフェンの効果で凝着を抑え、高い耐久性を持たせました。挿抜を繰り返す高電流コネクタに向いています。※特許出願中
本技術はめっき皮膜を高硬度化することなく耐久性を向上させるため、摩擦相手の金属を損傷させないという大きな利点があります。現在銀めっきにてその効果の検証を行っています。

汎用硬質銀めっきに比べ優れている点
・対銀凝着を抑制し連続挿抜試験における耐久性が向上する
・摩擦力を下げ、挿抜性が向上する
・接触抵抗を下げられる

今後は他の金属、ニッケル、錫、金めっき等にも応用可能になるように検討し、事業化を目指しています。

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