高周波リフロー錫めっき
産学官共同開発
評価サンプル提出可能
量産化済
平成21年に採択されたサポイン事業により、高周波による錫めっきのリフローを開発しました。
これは、従来のフープ錫めっきのリフロー工程「乾燥⇒リフロ(電気ヒーターを利用した熱風式)⇒冷却」の”乾燥”、”冷却”を省略したことで、省エネ化しリフローコストを飛躍的(従来の電力の1/20以下)に削減することで、低コスト化すると共に、熱風を使用しないことで、錫表面の酸化を防ぎ、めっき皮膜と基材界面の拡散層を均一化させることで、ウィスカの抑制力を安定化させた技術です。
低コスト、安定したウィスカ抑制効果、良好なハンダ濡れ性を持つ錫リフローめっきとして、平成25年より、「高周波リフロー錫めっき(フープ材)」として本格的に自動車部品へのめっきとして量産を継続しています。